ぷれこ屋

石川県金沢市の熱帯魚ブリーダー・プレコ屋

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ひさしぶりの産卵報告と人工孵化の話

しばらく繁殖がストップしていましたがやっと採卵することができました。
インペ・オリノコ
オリノコゼブラプレコ(黄色卵)とニューインペリアルダップルドプレコ(白色卵)です。
オリノコゼブラの産卵後、たて続けにダップルドも産卵しました。

ひとつのプレコが産卵するとそれに誘発されるように連なって他のプレコも産卵するような気がするのですが偶然なのかアヤしいフェロモンなのかはよくわかりません(^^;)
もし何か発情する成分的なものがあるのならブッシープレコのような繁殖の容易なプレコを水槽のどこかにいれてバンバン繁殖させておけば効率的に殖やせたりするのでは、とかいまさら考えていたりしますがそうはうまくいかないのが繁殖の面白いところです。

そしてこの産卵劇には痛いオチがありまして、それがこちら↓
タイガーフィンサタン
・・・食卵後のフンです。
産卵したと喜んでいたら翌朝食卵されちゃっていました・・・
当方初のタイガーフィンサタンプレコの産卵だったのですが悲惨な結果に終わりました。
次からは発見次第即、採り上げてしまいたいと思います(TT)
一刻も早く稚魚の姿が見たいので多少強引な手段もやむを得ず・・・

初産のプレコに食卵や孵化率の悪さが目立つのはどうやら小型だけではないのかな、と思いました。

ともあれ数はわずかでも少しずつ前進しているような気がしますので引き続きいろいろ試していきたいと思います。



プレコの人工孵化の話。

時々お問い合わせいただきますので簡単ではありますが産卵後の卵の変化を1日ずつイラストにしてみました。
「プレコがいつの間にか産卵していた!」、「とりあえず採卵したけど」・・・というときにその卵が何日目なのか推測する参考になれば幸いです。
当方では産卵後の日数にあわせて対策を組み立てていきます。

※採卵した卵はこまめに観察してください。特にカビの進行は早いので早期発見、対策が必要です。

ちなみに産卵後約5日~6日で孵化するものとして描いています。(水温28~29℃)
孵化過程
初日(左上):卵黄の中に白っぽい膜のようなものがあります。卵殻は硬いですが非常にカビやすいです。

2日目:膜は消失し白い小さな塊が見えます。これが稚魚になります。まだかなりカビやすいです。

3日目:白い塊の中心に赤く心臓、太い血管が見えるようになります。まだ目はありません。このあたりから少しカビにくくなる(油断禁物です。)ため当方はここで採卵するようにしています。

4日目:白い稚魚は大きくなり、よく見るとうっすら目が出来てきている状態になります。前日よりさらにカビにくくなっています。時々中の稚魚がピクッと動くようになります。時々この状態で生まれてしまうことがありますが、ヨークサックがカビたり吸収できなかったりしてかなり死亡率は高いです。

5日目:かなり大きくなり稚魚の目がはっきり確認できます。卵の中でよく動きます。こうなるとほとんどカビません。孵化目前です。卵殻も割れやすくなっています。

最初のうちはある程度親任せにして、卵に目が確認できるようになってから採り上げると失敗しにくいです。
なお、初日採卵はかなり難易度が高い・・・というより世話が面倒です。最悪はカビで半分くらいやられてしまいます。
インペリアルゼブラなど産卵数の少ないプレコは特に序盤は親任せの方が結果的に数が残ることが多いです。

それから、人工孵化させる場合は目が出来てきたら卵殻がもろくなってきていますのでエアレーションを少し絞ると早期孵化事故を起こしにくくなります。
この卵殻の硬さとカビやすさから、経験上「初日の卵」と「4日目以降の卵」は一緒にすることはおすすめできません。
基本的に産まれた卵は日数ごとに分けたほうがいいです(当方は撮影のため結構一緒にしていますが基本は分けています)。


加減などは体で覚える感じの要素が多いですが種類によってその感覚も変わってきますので一概にこうすると良い、と言えないのがまた繁殖の醍醐味ということでご容赦ください(_ _;)


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