ぷれこ屋

石川県金沢市の熱帯魚ブリーダー・プレコ屋

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当方でのプレコ混泳の話

雪風荒れ狂う金沢、夜道は凍ってガチガチです。

本日はいくつかお問い合わせもいただきましたのでプレコの混泳の話を書こうと思います。
小型プレコを集めて混泳させながらも繁殖も狙う、という私のような性格向けです(^^;)
そしてかなりの長文の記事です・・・

※一応繁殖経験のある小型プレコを中心に書きますが当方の経験談ですので皆様のお宅の個体に必ず当てはまるわけではありません。

今からプレコ飼うけど殖えたらいいな、という方や初めて飼われて繁殖もしてみたいという方向けです。

まず、そもそも繁殖させる上で混泳は大丈夫なのか、ということなのですがこれに関しては大丈夫です。
ただいくつか注意しなくてはいけないところもあります。
もちろん、本格的に繁殖をさせていくのであれば単種飼育の方が効率もいいですしハイブリッドなども生まれないのでおすすめです。

混泳に関しては個体や種類による性格が大きく関わっていると思います。
当方では小型プレコをさらに「小型」、「中型」、「大型」と分けています。
これはタイガープレコのように小型プレコの中でも小型の魚やキングロイヤルやマダラタイガーのように小型プレコでも15センチくらいになるものもおり、結構幅が広く力の強さや性格のキツさなどにばらつきがあるためです。
メガブッシーあたりはすでに小型プレコなのか中型プレコなのかよくわからないサイズ帯です(_ _;)

同サイズや同属の小型プレコはよく縄張り争いをします。
これも繁殖に重要な要素だと当方では解釈していますが力の強さによっては小型同士でも大怪我を負いますのでこのあたりも考慮にいれています。

基本的にはさきほど分けた小型~大型の中での組み合わせとして、「小型と大型」「小型と中型」はよく合わせています(導入後は喧嘩の状況等こまめに観察が必要です)
「中型と中型」「中型と大型」「大型と大型」はできるだけ避けますが混泳する場合は属をずらしたり、ケンカ能力(?)を見ながら合わせます。

繁殖も狙う混泳の場合、重要なのはシェルターを取り合うオスの喧嘩です。
小型と大型などサイズが明らかに違う場合はシェルター径も変わるためひどい取り合いにはなりませんので比較的平和に解決されますが同サイズ同士になるとかなり荒れます。
極端に強弱がつくと弱い方が産みませんし、互角だところころ入替りが起きて定住しません。

この場合オススメなのがシェルター形状による住み分けです。
たとえば同サイズでも「ずんぐりむっくり系」と「スマート系」では体格に差が出ているので居心地のいいシェルターがお互い違うのである程度住み分けがきいたり、シェルター同士を両端に置くなど距離を取ることで必要以上の争いを避けていく考えです。
ちなみにたくさん入れると縄張り争いは減りますがオスが一箇所に落ち着かなくなるようです。

例外も多々ありますのであとは実践していきながら各個体の縄張りの広さや戦闘能力を見極めていけばよいかと思います。
ショップで最も力強くても連れ帰ると最強でないかもしれないということです。
基本的には小型プレコの場合、大きいほうが強く、水槽の先住者が強く、メスよりオスのほうが強い傾向にあります。

ここで当方が飼育している(飼育していた)小型プレコでの力の強さなどを簡単に説明してみます。
順番は購入した順ですがすべて同一水槽にいたわけではありません。

ニューインペリアルダップルドプレコ
小型プレコの中でもで小型クラスだと思います。
激しいケンカはしません。縄張りも小さめです。
産卵は容易ですが数は少なめです。
同種で小競り合いしますが自分より大きな種類にはあまり積極的に攻撃したりはしないのでひっそり殖えていることがあります。
タイガープレコと並び太りやすいプレコです。
同サイズプレコはタイガープレコなどですが喧嘩したのはあまり見たことがありません。

ゴールデンキングロイヤルプレコ
小型プレコの中では大型で、大きなオスは17センチくらいの個体がいました。
体は大きいですがそこまで好戦的ではありません。縄張りも体のわりに小さめです。
シェルターに対しての執着心は高めで一度定住すると攻撃を受けても離れたがらない個体が多い感じがします。
結果、ハメ技を受けた状態になり大怪我につながる事もありますので当方では単種飼育でオス少なめです。
産卵は容易で稚魚が丈夫なので量産になりやすい感じがします。

ブッシープレコ
小型プレコ扱いですが種類が多岐にわたり、メガブッシーのように20センチを越える種類もいます。
普段はおとなしいですが発情したオスは好戦的です。
また、そこそこ強く結構攻撃がしつこいので勝ちはなくても負けはない、という状態もしばしば。
慣れると明るいうちでもよく活動するのでエサもよく食べることができる等、かなりタフです。
雌雄判別と繁殖が容易で小さい粘着卵をたくさん産みます。数少ない量産できるプレコです。
シェルターだけでなく物陰や流木のくぼみでも産卵しますのであえてシェルター与えなくてもいいような気はしますがシェルターがあると確実です。
適応能力の高さから強めのプレコがいる水槽でも繁殖にトライしやすいと思います。

バタフライプレコ
小型プレコの中では中型~大型になります。
普段はフラットで地味なプレコですが気分でころころ体色を変えるので飽きません。
ケンカはほとんどしない、というより特異な体型の通り居住場所が石の下や狭い隙間なので他のプレコとかぶりにくいです。
同種同士でもほとんど喧嘩しませんでした。
繁殖はやや難しいですが一度殖えるとしばらくは定期的に産み続けていました。
小さな卵をたくさん産みます。
水質や底床の汚れに少し敏感なプレコですが砂利を敷いて石を置いておくと間に巣穴を掘って繁殖したりもします。
シェルターもひらべったい物を好みます。
成魚のオスは腹びれが伸長するため意外と雌雄判別が容易です。
基本的に住処が特殊なのでだいたいの小型プレコといても繁殖しましたがブロンズプレコやバットマンアンジェリカス等とは繁殖場所がかぶりますので避けたほうがいいと思います。
当方ではブロンズよりは強いですがバットマンアンジェリカスほどの力はありませんでした。

インペリアルゼブラプレコ
小型プレコの中では中型タイプです。
スター的プレコですが結構好戦的で縄張り意識が高く範囲も広めです。
他種とも争いますが同種でよく争います。
個人的なイメージでは「強い個体はとにかく強いが負け個体はびっくりするほど弱い」格差社会系プレコです。
繊細な見た目と反し成魚はかなり丈夫です。
産卵は意外に容易ですが数が少なく稚魚がデリケート、食が細くて太りにくい事で状態が安定するまで結構苦労します。
卵のコンディションがその後の育成に影響を受けやすい種類だと思います。
なにより種親が高価です・・・

イエロースタークラウンプレコ
小型プレコの中ではずんぐりむっくり系中型です。
強くはありませんがそこそこ好戦的です。
オスは体格ががっちりしておりオシャレな水玉に反して結構迫力のあるプレコです。
産卵は容易でペアも作りやすい印象があります。
数は少なくも多くもない感じでした。卵は大きく稚魚もかなり丈夫です。
慣れると活発に動き、太りやすいです。

クイーンインペリアルタイガープレコ
小型プレコの中で小型~中型になります。
体格も良く結構強いプレコです。
産卵は突然産卵し、突然止まるのでやや難しいイメージがあります。
稚魚は成長が早い、丈夫と安定力抜群です。
ストレスに弱いのか混泳で産卵させると当方ではなぜか食卵率が最も高い種類です。
卵が比較的カビにくいので人工孵化の成功率も少し高めです。
単種飼育がおすすめです。

クイーンアラベスクプレコ、ペパーミントプレコ
この2種はほぼ同一条件で繁殖している感じがしますのでひと括りにさせていただきます。
小型プレコの小型~中型です。
好戦的で強いです。縄張りは中程度です。
基本は臆病で出てきませんがケンカではオスが見た目以上に強いです。
どちらも酸性系プレコで当方ではpH6~6.5くらいで定期的に産卵しましたがなぜか6.8以上では産卵しません。
繁殖はやや難しい感じです。雌雄共に強いだけにペアの相性が結構重要な感じのプレコです。
当方ではオスを負かしてしまう強いメスがいるため「良いオス」探しに苦労したプレコです。

オリノコゼブラプレコ
小型プレコの小型です。
好戦的で攻撃が結構しつこいタイプです。
当方ではシェルターに逃げた個体に追い打ちをかけて舐めまくり、ボロボロになった個体が続出しました。
エサに貪欲で食事中は他種も蹴散らします。もちろん太りやすいです。
ある程度サイズ差がでると途端に興味を示さなくなるので大きめの種類との混泳をおすすめします。
産卵は比較的容易です。稚魚の成長は遅めですが丈夫です。
当方ではあまり数が採れるプレコではありません。

あとはタイガープレコとブロンズプレコも殖えたことがありますが回数も少なく当時自然繁殖状態だったのと細かい記録に残していないため割愛します。
タイガーはシェルターで、ブロンズはシェルターとシェルターの隙間に産卵しておりました。
なお、ブロンズは安価で売られておりますが結構デリケートで飼育自体そこそこ難しいです。
特に事情がなければ混泳させないほうがいいと思います。

先にも書きましたとおり確実なものではないので参考程度にして各水槽内でベストな混泳バランスを試していただければ幸いです。
長くなりましたが今回はこの辺で失礼いたします。



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| プレコ | 01:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いつもブログ欠かさず拝見してます!
長文かなり勉強になりました!

| プレ殖 | 2012/12/11 21:34 | URL |

ありがとうございます。
プレ殖様もどんどん繁殖させていってください。
今後も楽しみにしております。

| ぷれこ屋 | 2012/12/12 20:50 | URL |















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